赤羽マラソン大会ボランティア

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昨日は、荒川河川敷にて行われた「赤羽マラソン大会」の運営ボランティアに参加してきました。前回参加した落ち葉清掃ボランティアと違い、少数精鋭ながらもいろいろな仕事に携われたように思います。

 

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スタッフ専用のビブスを着用して、運営に臨みます。

 

基本的な業務としては順位・タイム記録証の受け渡しに割り振られたのですが、大会が始まるまで時間もあったため受付の抽選をお手伝いしました。走者の方々にくじを引いてもらい、賞品をお渡しするものだったのですが・・・この時から風が強くなってきており手がかじかんでくじを開くのにも、参加賞(飲み物)をどんどん用意するのにも時間がかかってしまいました。

 

その時、一緒に業務に当たっていたボランティアの方が賞品の用意を何も言わず手伝ってくださり、作業がスムーズに進むようになり感謝の念を抱くと共に積極的にサポートする精神を見習いたいとも思いました。

 

大会がスタートしてからは最初に割り当てられた記録証の受け渡しに当たったのですが、先ほどに増してどんどん風が強くなり飛びそうになる記録証を素早く受け渡す作業になっていました。本当に寒さと風が身に堪えて辛かったのですが、走者の方々への応援や労いの声を切らさないよう心掛けました。

 

最後の方には、何も言わずとも皆が一丸となって応援していたのが印象深かったです。運営スタッフにしろ走者の方々にしろ、風を振り切って自分のできることに全力で当たっていたように思います。時折走者の方々から「寒い中お疲れ様です」とお声掛けいただくと非常に嬉しくより一層業務に力が入りました。後半は、とにかく手が空いたら何かしらの作業に当たり、積極的なサポート精神を心がけました。

 

全ての作業を終えた後は、現地解散となり陽が当たり始めた中、荒川を眺めながら帰路につきました。一日を振り返って、ボランティアスタッフ同士各々が各々の作業に夢中になっており会話が少なく、非常に残念でもったいなかったことが反省点として見出されました。「何も言わず」何かを手伝う精神も非常に大切ではあるのですが、業務に当たる中で各々のコミュニケーションも積極的にとれたらより良かったのでは、と思います。

 

とはいえ、様々な業務に携われたことは大変良い経験となりました。走者の方々と接する時間も、大会の雰囲気自体も、すべてが温かかったように思います。終盤の風の強さはカラーコーンやゴールの標識をも吹き飛ばす勢いでしたが、すべてを終えた後の達成感は清々しいものでした。

 

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Illustrator③ HPワイヤーフレーム作成

今月は、Illustratorを用いてHPのワイヤーフレームを作成した。架空のカフェのホームページ制作を予定している。

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まず初めに、Illustratorを開いてグリッド表示の設定を行う。

 

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目盛の表示設定も終えたところで、グリッドに沿って背景やタイトル画像、メニューボタンといったあらゆる要素の配置を行い、TOPページのワイヤーフレームを作成する。

 

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こちらが、ABOUTページワイヤーフレーム。架空のカフェを想定しているため、カフェの説明、その下には地図の配置を行いたいと考えている。

 

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こちらが、MENUページのワイヤーフレーム。商品名を羅列したメニュー横にそれに応じた画像を表示したいと考えている。

 

各要素の配置に関しては目盛を目安に慎重に配置を行った。地道な作業ではあったが、あらかじめ細かな設定を行うことでHP制作もスムーズに行えるのではないかと考えている。今月は、このワイヤーフレームを参考にホームページ制作を行ってゆく。

 

参考

 

アイデア分析③

前回に引き続き、仮想のサービス案についてアイデア分析を行う。今月は、橋本哲児『顧客の「本音」が分かる9つの質問』(秀和システム、2015年〔初版:2014年〕)を参考にする。

shika16.hatenablog.com

 

サービス案

サービス名:「30s」(仮)

形態:スマートフォンアプリ、Webサイト

料金:無料(一部有料)

内容:アーティスト側に曲、または動画の「聴いてほしいところ」の30秒を切り取ってもらい公開する。アーティスト側にとっては一番聴いてほしい部分を手軽に伝えることができ、リスナー側にとっては自分で飛ばす手間なく聴きたい部分を手軽に聴けるという「いいとこどり」のメリットがある。

 

イデア分析

上記のアイデアの分析を行うに当たり、前掲『顧客の「本音」が分かる9つの質問』を参考に顧客の本音を引き出すための9つの質問を考える。

 

9つの質問

Q.1 「30s」にご満足いただけたでしょうか?また、その理由をお教えください。

「強み」「弱み」をフラットに探り出す。

Q.2 最もご満足いただいた点は何ですか?また、その理由をお教えください。

→「マイナスイメージ」をもつ顧客をも満足させるような、より大きな「強み」を探り出す。

Q.3 最もご不満だった点は何ですか?また、その理由をお教えください。

→「プラスイメージ」をもつ顧客をも悩ませるようなより大きな「弱み」を探り出す。

Q.4 音楽試聴アプリ・サイトについて、どのような印象を抱いていましたか?

→同一カテゴリーに対する従来からの印象を探ることで顧客のリアルな声・感情を読み取り、最大の「強み」を見出す。

Q.5 「30s」をご利用いただいた一番の理由をお教えください。

→Q.1回答と照らし合わせて、利用前と利用後の満足感が一致しているかを確認。一致していなければプロモーション方法を見直す。

Q.6 「30s」をご利用いただく時、またはその以前に他の音楽試聴サービスも検討(利用)されましたか?よろしければサービス名等と、その理由をお教えください。

同一カテゴリーの真の競合を把握する。

Q.7 「30s」をご利用いただく時、またはその以前に音楽ストリーミング配信サービスも検討(利用)されましたか?よろしければサービス名等と、その理由をお教えください。

別カテゴリーの隠れた競合を把握する。

Q.8 「30s」をどこでお知りになりましたか?

顧客接点を探り出す。設問は自由回答方式にすることにより、顧客の真の回答を得る。

Q.9 誰かに「30s」をオススメする可能性は何点でしょうか?(0~10点で評価)

利用率、リピート率を高めていくための質問。

 

Q.1やQ.2に関しては、満足度・不満度を点数化しても良いのではないかと思う。しかし、Q.8の「顧客接点」の質問に関してはやはり自由回答方式を貫きたいと考える。ある程度の選択肢を与えることも回答者(顧客)側にとっては便利なものだが、ぱっと目についた適当な選択肢を選ばれてしまう可能性もある。真の傾向を得るには、自由に回答してもらうのが良いと思われる。

 

参考

顧客の「本音」がわかる9つの質問

顧客の「本音」がわかる9つの質問

 

 

読了:高橋朋代ほか『作りながら学ぶHTML/CSSデザインの教科書』(SBクリエイティブ、2016年〔初版:2013年〕)

高橋朋代ほか『作りながら学ぶHTML/CSSデザインの教科書』(SBクリエイティブ、2016年〔初版:2013年〕)を読了した。全ページフルカラー、HP制作のノウハウの基礎がバランス良く詰め込まれた内容と言える。

 

HTML、CSS、画像編集、JavaScriptと順を追って解説が為されていく。本書を読み進めていくにつれホームページに彩りが加えられ、動きのあるものになっていく様は非常に勉強になる。

 

飽くまでも主にHTML、CSSを用いたWebデザインの基礎を学ぶものであるため、本格的にデザインや配色を考える際には以前読んだ以下の本を組み合わせていけばHPがより良いものになるのでは、と感じる。

 

Webデザインの基本ルール-プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック (Design Lab+ 1-3)

Webデザインの基本ルール-プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック (Design Lab+ 1-3)

 

 

今月からHP制作に取り掛かっていくため、これら3冊を参考にしつつ実践しながらノウハウを身に着けていきたいと考える。

 

作りながら学ぶ HTML/CSSデザインの教科書

作りながら学ぶ HTML/CSSデザインの教科書

 

 

読了:橋本哲児『顧客の「本音」が分かる9つの質問』(秀和システム、2015年〔初版:2014年〕)

橋本哲児『顧客の「本音」が分かる9つの質問』(秀和システム、2015年〔初版:2014年〕)を読了した。タイトル通り、顧客の「本音」を引き出すための著者独自の「9つの質問」について順を追って解説していく内容となっている。本書は著者の過去の失敗経験談から始まり、自然と読者を惹き込んでゆく。

 

1.「9つの質問」

顧客の本当の要求、「本音」を引き出すための9つの質問は以下の通りであるという*1

①現状把握

→フラットに強み・弱みを探り出す最も重要な質問。

(ex)〇〇(商品名)にご満足いただけましたか?また(ご満足・ご不満)の理由はどのようなものですか?

②強み把握

→マイナスイメージ(不満)をもつ顧客にも伝わる強みを探り出す。

(ex)最もご満足いただいた点は何ですか?またその理由はどのようなものですか?

③弱み把握

→プラスイメージ(満足感)をもつ顧客も感じる弱みを探り出す。

(ex)最もご不満だった点は何ですか?またその理由はどのようなものですか?

④不満把握

→顧客を感情移入させる最大の不満を探る。「カテゴリー」への不満。

(ex)◎◎(商品のカテゴリー)について、特にあなたがお悩みだったことはありますか?

⑤購入理由

→買う理由と満足した理由に一貫性を探る質問。

(ex)〇〇を買った一番の理由は何ですか?その理由について、教えてください。

⑥競合把握

→真の競合と障害を発見するための質問。

(ex)〇〇を買った時に他の▲▲(同一カテゴリーの商品)も検討されましたか?よろしければ商品名などを教えてください。また、その理由は何ですか?

⑦隠れた競合把握

→隠れた競合と障害を把握し、さらに有利に戦うための質問。

(ex)〇〇を買った時に他の■■(別カテゴリーの商品)も検討されましたか?よろしければ商品名などを教えてください。また、その理由は何ですか?

⑧顧客接点

→企業や商品などの情報と顧客が接する点を探る。

(ex)〇〇をどこでお知りになりましたか?

⑨満足度把握

→既存客の購入率、リピート率、紹介率を高めるための質問。

(ex)あなたの知人や友人に〇〇を薦める可能性はどのくらいですか?10点(ぜひ薦めたい)から0点(絶対薦めない)の間で点をつけてください。

 

この中でも、とりわけ印象に残った④不満把握、⑤購入理由、⑧顧客接点について詳しく述べていきたいと思う。

 

2.「不満把握」

上記①~③の質問でも既に顧客が感じる不満は探り得るのだが、より広い視点で見た時に有効であるのがこの「不満把握」の質問である。

 

「◎◎(商品のカテゴリー)について、特にあなたがお悩みだったことはありますか?」

この質問に対する回答例は以下の通りである。

「長く使いたいと思っていたので飽きのこないデザインのものが欲しいと思っていました。私は飽き性なので。」

 

この質問は顧客の問題のリアル感を把握し得るものであり、また顧客がどのような言葉(文章)でその問題を表現しているのかを把握しなくてはならないものである。そしてその問題を、出来得る限り、商品の最高の強みで解決していく。顧客の最大の悩みは、商品の最大の強みになり得るものであると言える。

 

もちろんどれだけ優れた商品にも弱みはあるのだから、すべての悩みに対応しなければならないということではない。また、競合商品、競合他社がもつ強みの土俵で戦ってはいけない。飽くまでも、自社商品が発揮し得る強みを以てして顧客の不満に対応していくことが重要である。

 

3.「購入理由」

顧客がとある商品を「買う理由」と、それに「満足した理由」は別物である。前者は飽くまで顧客が買う瞬間に抱いた感情であり、後者は購入後、実際に使用しての感想である。今やインターネットで検索をかければ様々な商品レビューが見られる時代であるが、それらはどれも「購入後(使用後)の感想」であり買う瞬間の感情を探り出すことは難しい。だからこそ、この「購入理由」の質問が重要となる。

 

「〇〇を買った一番の理由は何ですか?その理由について、教えてください。」

この質問に対する回答例は以下の通りである。

「実物を見る場所がなかったので、不安でしたが、HPに載っていた商品の写真がかっこ良かったので。」

 

顧客がその商品を「買った理由(購入理由)」を把握することは非常に有効であり、それらを商品の広告、サイト、コピー、営業等と照らし合わせていくことができる。そして

買った理由と満足した理由が一貫性を持つ、ないしは持たせることで好循環が生まれることになる。重要なのは「強み」の一貫性である。

 

4.「顧客接点」

著者が本書で最も強く主張していると思われるのがこの「顧客接点」である。読んで字の如く、顧客接点とは買う前の顧客が商品と接する点のことであり、例えばそれは広告、パンフレット、紹介など様々である。顧客が商品のことを知る場所と言える。

 

「〇〇をどこでお知りになりましたか?」

この質問に対する回答例は以下の通りである。

「ネットで探していたら、たまたま広告を見かけて。」

「会社の同僚から紹介されて知りました。」

 

この質問で重要なのは、「選択式ではなくフリーで回答してもらうこと」、「可能であれば理由も確認すること」である。企業側が選択肢を用意してしまっては顧客の本当の感情を狭めてしまうことになるため、その回答は事実とは言えないものになってしまう可能性がある。

可能であれば理由を確認する、というのは、顧客がその商品を知ったことが「偶然」であるかどうか、ということである。「偶然」、「ほとんどの顧客に接触されない」といった「顧客接点」は有望とは言えないためである。

 

5.おわりに

丁寧な解説と共に要所要所にまとめが組み込まれており、復習する上でも非常に役に立つ本なのではないか、と感じた。著者独自の考えながら、いろいろと納得させられる点が多かったように思う。

とりわけ、「顧客接点」を探る質問に関しては非常に興味深いものがあった。普段自分がアンケートに答える際、必ずといっていいほど「〇〇をどこでお知りになりましたか?」といった質問は目にする。しかし、それは大概選択肢が用意されている。ぱっと選択することも可能なのだが、選択肢が多い場合には自分が知った場を探り出すのが困難であることもままある。

著者は、選択肢を用意したことで大抵の顧客が1番最初の選択肢を(理由なく、何気なく)選んだ例があったことに言及する。選択肢を用意することは、顧客の手間を省くものでもあるが事実を得られない可能性は出てくるかもしれない。回答方式をフリーにするか選択肢を用意するかは、その時々によって慎重に考えなければならないであろう。

 

顧客の「本音」がわかる9つの質問

顧客の「本音」がわかる9つの質問

 

 

 

*1:橋本哲児『顧客の「本音」が分かる9つの質問』(秀和システム、2015年〔初版:2014年〕)、pp.107~232。

読了:吉岡直人ほか『非エンジニアのためのプログラミング講座』(リックテレコム、2015年)

吉岡直人ほか『非エンジニアのためのプログラミング講座』(リックテレコム、2015年)を読了した。HTML、CSSJavaScriptを順に追っていくもので、プログラミングというよりはHP制作に近い内容なのではないか?と感じた。本書だけでは学びきれない部分も多いため初歩段階といった印象を受ける。

 

とはいえ、その内容は至極丁寧であり序章は「Webブラウザ」、「テキストエディタ」のダウンロード説明から始まる。ある程度知識のある人にとっては当然のことのように思えるが、基本的な事項の復習も重要であるということを考えれば初心に還って読み進めていくことができるのではないか、と考える。

 

本書で印象に残ったのは、「はじめに」に書かれている「非エンジニアがプログラミングを学ぶ理由」についてである。著者は、近年インターネットの爆発的普及によってスマートフォンアプリ、ECサイトSNS等あらゆる場面でのソフトウェア活用について触れる。そのため、ソフトウェアの作製過程や仕組みを知ることは誰もが知っておくべき基本的知識となっており、このことでプログラマと気持ちを理解し合い、コミュニケーションを円滑に進めることを目的としている*1

 

続いて、「本書の対象読者とゴール設定」で述べられているのは、本書の核を表す以下の言葉である*2

もちろん、本書を読んだからといって、すぐにプログラマとして働けるようになるわけではありません。しかし、ゼロと「1」の間には、とても大きな開きがあります。〔中略〕様々な仕事の場面で、少しでもプログラマと同じ目線に立つためには、プログラミングの基礎の基礎についての理解がどうしても必要になると筆者は考えています。

 

本書は、非エンジニアがエンジニアと円滑にコミュニケーションを進めていくための知識をゼロから1に変えるものであると分かる。実際、内容としては本当に基礎中の基礎であるが、すべて丁寧な演習形式を取っており私自身としても初心に立ち還って手を動かすことができた。そして、ゼロと1の差がどれだけ重要かということが改めて分かった。今月からのHP制作のための、良いウォーミングアップになったのでは、と感じる。

非エンジニアのためのプログラミング講座

非エンジニアのためのプログラミング講座

 

 

*1:参考:吉岡直人ほか『非エンジニアのためのプログラミング講座』(リックテレコム、2015年)、p.3。

*2:前掲『非エンジニアのためのプログラミング講座』、.p5。

アイデア分析②

前回に引き続き、とある仮想のサービス案について分析していこうと思う。今回は、ベン・パー『アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略』を参考にする。

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サービス案

サービス名:「30s」(仮)

形態:スマートフォンアプリ、Webサイト

料金:無料(一部有料)

内容:アーティスト側に曲、または動画の「聴いてほしいところ」の30秒を切り取ってもらい公開する。アーティスト側にとっては一番聴いてほしい部分を手軽に伝えることができ、リスナー側にとっては自分で飛ばす手間なく聴きたい部分を手軽に聴けるという「いいとこどり」のメリットがある。

 

イデア分析

上記案について、今回は「注目」を集めるための戦略を選ぶ。本のタイトルにもある通り全部で7つのトリガーが紹介されているが、今回はその中から「評判トリガー」を選んでこれを元に分析を行う。

 

評判トリガーとは

自分が信頼できる情報源を活用して、注目を向けるべきがどうかを判断するもの。その情報源とは、主に「専門家」、「権威者」、「大衆」の3つである。

 

評判トリガーをいかに活用するか

Twitterから着想を得ており、サービス内容としては、アプリ内においてアーティストの楽曲を紹介または掲載する形を取るが、「評判トリガー」の中でも「大衆」を活用したいと考えた。

ただ掲載するだけではなく、「フォロー」や「お気に入り」等の評価機能をつけてそのアーティストや楽曲の人気度を可視化する。また、「シェア」機能を実装し、各SNSへの投稿を可能とする。このことで、「大衆が何を好んでいるか」という情報源、シェアによるサービスの認知を得ることができるのではないかと考える。シェアを促す策としては、シェアを行うことで何かしらの報酬をユーザーに与える形が良いと思われる。

(例)曲をシェアして「フルver.を聴こう!」「アーティストを応援しよう!」

 

前述のように、元々はTwitterにおける事例から着想を得ており「30秒」で切り取ることを前提とした案であるが、作り手側・アーティスト側にとっての大きな情報源としては、「どこを切り取るか」ということも重要になってくるのではないだろうか。

 

例えば、何かの曲を初めて聴く時に「サビ近く」まで飛ばす人も居れば、「前奏が終わった地点」まで飛ばす人も居よう。それは、「どの地点で心惹かれるか」ということにかかってくる。そのため、リスナー(大衆)はどの部分を評価しているかということをより明確化するために上記の評価機能には複数の項目を設けたい。

(例)「声」「楽器」「メロディー」「かっこいい」「おしゃれ」etc...(アイコン等により表すことで、気軽にタップないしはクリック(評価)できると良いかもしれない)

 

このことで、大衆の評判を明確化し、彼等が何を評価しているかによってそのアーティストが切り取りたい部分、推したい部分、強みになる部分が分かりやすくなるのではないだろうか。

 

参考

アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略

アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略