HP制作③
先月に引き続き、架空のカフェのHPを作っていきます。前回は全体的なデザインを整えるところまでいきましたが、CONTACTページの実装を行っていなかったため今回はこちらを作りたいと思います。
CONTACTページを作る
HTML
CONTACTページを構成する「contact.html」の内容になります(一部省略)。
CSS
CONTACTページ用に追加したCSSです。
PHP
入力内容確認ページのための「check.php」です。
CONTACTページ
CONTACTページにて、各項目の情報を入力してみます。全て入力し終えたら、最下部の送信ボタンをクリックします。
送信ボタンをクリックすると、入力内容の確認ページが出てきます。ここで入力内容を確認して、誤りがあった場合には最下部左の「修正」ボタンをクリックすれば元のページに戻ります。一方、「送信する」ボタンをクリックすれば、
メッセージは送信され、送信結果のページが出てきます(今回は架空のカフェということで具体的な送信先のアドレス等は設定しておりません)。
おわりに
以上、CONTACTページの実装含めすべてのページを作り終えました。HP制作を行ってきたこの数か月間で、このページに一番時間と労力を使ったように感じます。PHPを組み込み、そのデザインを行うといった過程に頭を悩ませていました。同時に、このあたりが自分の苦手分野であると気づいたため今後よりいっそう力を入れて勉強してきたいと考えております。
参考
ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
- 作者: 大澤文孝
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
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Ruby 様々なプログラムを組む
今月はRubyを一通り勉強しました。その中からいくつか取り上げてプログラムを組みたいと思います。(今回は久々にpaiza.ioを利用しました。)
Hello, Ruby!
まずは基本中の基本から始めましたが、これだけでも他プログラミング言語に比べてかなり取っつきやすい(覚えやすい)ものであるなと思います。過去にRubyとJavaを同時進行で勉強した時期がありなんやかんや混乱してしまったのですが・・・
改めてここだけ見ても文字量にかなりの差があるなと感じます。
直方体の表面積と体積を求める
変数を利用して、直方体の表面積と体積を求めていきます。
以上が実行結果になります。この手の数学自体は昔から苦手ですが、プログラム(PC)に任せてしまえば苦手意識も薄れるのかなということは常々考えています。とりわけRubyはやはり覚えやすい&扱いやすいといった印象を受けました。
サイコロを作る
こういった乱数を利用して、サイコロを作っていきたいと思います。
①サイコロを振って出た目(1から6までのランダムな整数)を返すメソッドdiceを定義する
実際にプログラムを組む前はめんどくさいかなと感じたのですが、いざ組んでみたら思った以上に簡潔に作ることができちょっと拍子抜けといった感がありました。というのも、以前Javaで同じく乱数を使って数字当てゲームを作った際に・・・
こちらもまとまってはいるのですが、どうしても全体的な文字量の多さに辟易してしまう部分がありました。
②10個のサイコロを振って出た目の合計を返すメソッドdice10を定義する
先ほど定義したメソッドdiceを利用しつつ、新たにdice10を定義し実行します。
以上が実行結果です。繰り返しを有効活用するとプログラム自体をかなりすっきりさせられるなと感じることが出来ました。
おわりに
過去にJavaと同時進行で勉強して混乱して、途中で投げ出してしまったRubyですが・・・改めて1つ1つやっていけば混乱も避けられ各々のプログラミング言語の良さが見えました。とりわけ、Rubyに関しては全体的に取っつきやすさはある分覚えることも多く他言語とのしっかりとした使い分けが重要であると感じました。
参考
- 作者: 高橋征義,後藤裕蔵,まつもとゆきひろ
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
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清掃活動② 餃子フェス 「ゴミを拾わない」ボランティア
3月17日には、駒沢公園にて行われた「餃子フェス」初日のボランティアに行ってきました。今回は、「ごみゼロナビゲーション(iPledge)」さんの活動に参加させていただきました。
前回記事と日時が前後するのには訳がありまして、前回のボランティアが「ゴミを拾う」ボランティアだったのに対し、今回は「ゴミを拾わない」ことをテーマとした活動になります。ゴミ箱の前に立ち、ゴミを捨てにきた来場者の方々に分別の協力を呼びかけるという内容でした。
活動前に何点か大切なことを教えていただいたのですが、とりわけ印象に残ったのは「来場者(お客様)との対等な立場を意識すること」でした。要するに、「分別しなさい!」と上からすぎてもいけない(これは当たり前ですが)。そして何より、「分別していただけますでしょうか・・・?」とへり下りすぎてもいけない。自分を含めこのボランティアに応募してきた人々は皆「自主的」に参加を希望したのだから、実際の活動の中でもお客様との対等なコミュニケーションを通して相手の「自主的」な行動を促すことが大事であると教えていただき・・・いつもついつい接客気分でへり下りすぎてボランティアに当たってしまう自分には刺さる言葉でした。
実際、そういった姿勢を心がけて活動に当たると来場者に「自主的」に行動してもらえることが多く、「ああぺこぺこしすぎる必要は無いんだな」と気づきました。どちらかと言えばそれが若干自分の悪い癖になっているのでは、ということにも気が付きました。
この活動にはかなり幅広い年齢層の方々が参加しており、広いコミュニケーションを楽しむことができました。それだけに、自然とお互いに協力し合う姿勢が生まれて活動をスムーズに行うことができました。自分が困っている時には周りに助けを求め、相手が困っている時には積極的に協力するという姿勢は今回本当にスムーズに生まれ得たものであったと改めて感じます。こういった姿勢がボランティアスタッフ間だけでなく周りの方々(来場者の方々)とのコミュニケーションに繋がっていくのだと学ぶことができました。
ゴミを拾う活動においてはどちらかと言えばかなり自主的な姿勢、時には単独行動といった雰囲気でしたが、今回の「ゴミを拾わない」活動においては自分を取り巻く人々との協力姿勢、複数行動といった雰囲気が強かったように感じます。そこには各々に各々の良さがあり、一概にどちらが良いとも言い難いものです。しかし、この2つの相反するような活動を経験したことでその「良さの違い」というものを感じ取ることができました。とりわけ、今回の活動に関しては新たに学ぶことが多く、自分の理想としていた目標に今までで最も近づくことができたと感じます。
7時間という時間ながらも、本当にあっという間に過ぎ去った1日でした。ボランティアスタッフの方々も仰ってましたが、「楽しい」という感情が強かったように思えます。活動を終えた時、心の底から「良い1日だったな」と思うことができました。大変有意義な時間を過ごせました。楽しかった!
清掃活動ボランティア① 水道橋ゴミ拾い
3月19日の朝にボランティアに行ってきました。今回は、「学生ボランティア企画集団NUTS」さん主催の水道橋駅周辺の清掃活動に参加させていただきました。
20名ほどで列を為しながら水道橋周辺の道を歩き、ゴミ拾いに徹しました。思いの外ゴミは少ない方かな、という印象は受けましたが、よく見れば煙草がそこら中に落ちていたり垣根に大きなゴミが落ちていたりと、様々な発見がありました。
ゆったりとした雰囲気で活動に参加することはできましたが、なるべく自主的・積極的にゴミを拾いに行く事、そしてすべて自分で抱えこまずに周りの人たちに頼れるところはとことん頼るといった姿勢を心がけました。道幅もそこそこに広いため、どうしても1人だけでは見つけきれない・拾いきれないゴミも多くそこは活動に参加している他の方々にお任せしました。
ある程度の人数が居るからこそ、各々の視点があり互いに協力し合える活動であると感じました。そして、普段街を歩いている分には見逃しているようなゴミも多々あるのではないかと感じました。それだけに、こういった活動が行われること自体大変意義のあることですし大事にしていかなければならないものであると改めて確認することができました。
なかなかの早起きでしたが、朝の静かな街で活動するのは清々しさがありました。働き出してからも休日等にまたこういった活動に参加してみたいなと思えるような、良い時間を過ごすことができました。
アイデア分析⑤
前回に引き続き、仮想のサービス案についてのアイデア分析を行う。今月は、照井伸彦・佐藤忠彦『現代マーケティング・リサーチ―市場を読み解くデータ分析』(有斐閣、2013年)を参考にする。
サービス案
サービス名:「30s」(仮)
形態:スマートフォンアプリ、Webサイト
料金:無料(一部有料)内容:アーティスト側に曲、または動画の「聴いてほしいところ」の30秒を切り取ってもらい公開する。アーティスト側にとっては一番聴いてほしい部分を手軽に伝えることができ、リスナー側にとっては自分で飛ばす手間なく聴きたい部分を手軽に聴けるという「いいとこどり」のメリットがある。
質問紙作成のステップ
冒頭に掲載した記事にも挙げた「質問紙作成のステップ」を元に、仮サービス「30s」ユーザーの態度を測定するための項目を検討していきたい。
(1)マーケティング・リサーチで何を明らかにしたいのかを明確化
(a)リサーチの目的を検討
→ユーザーの態度を測定するため。
(b)目的に基づきリサーチ課題を具体的に決定
→いくつかの測定尺度に基づいた質問から得た回答(情報)をサービス改善案に繋げる。
(c)二次データや先行研究等からリサーチ課題に関する追加的情報を収集・調査に関する仮説を精緻化
→競合サービスの歴史や情報の調査・収集
→主なユーザー層を10~20代の男女と想定し、そこへ向けたアプローチを図る。
(2)必要となる情報を得るための質問を系統的に検討
(a)(1)で設定した調査仮説の元で、具体的な質問を決定
(b)各々の質問形式を決定
→具体的な意見を聞く際にだけ自由回答方式を用いる。その他の質問に関しては単項目尺度による質問と多項目尺度による質問を使い分ける。
→単項目尺度:仮サービス「30s」の性質上ある程度競合サービスは絞られるため、複数の競合他社と比較するような順位尺度は省く。その代わりに、比較尺度を用いる。
また、定和尺度を用いた質問には少々時間がかかるため基本的には項目別カテゴリ尺度を用いるものとする。
→多項目尺度:主にサービスの満足度を調査するために複数項目を尋ねる。
(3)質問の順番、ワーディングおよびレイアウトを決定
(a)どのようなワーディングで質問するかを決定
(b)典型的な被験者の理解力・知識・能力およびやる気を想定した上で質問が適切かどうかを評価
→専門用語を盛り込まず、各ユーザーに分かりやすい表現を心がける。長々とした質問は避け、自由回答方式の質問は最低限に留める。
(c)適切な順番でそれらの質問をレイアウト
→最初の現状を尋ねる質問(満足度)から最後にかけてサービスの将来性(維持率、リピート率、推奨率)を尋ねる質問へと段階を踏んでゆく。
(4)質問内容に関して不備や不明確な点がないかプレテスト・検討
(a)全体として質問紙が妥当かどうか、測定したいものが測定できるかどうかをチェック
(b)不十分な箇所、誤り等を修正
→状況に応じて測定尺度の変更・追加を行う。
(5)質問紙を修正
必要に応じて上記ステップを繰り返し、質問紙を精緻化し、完成させる
質問紙
上記を元に作成した質問紙が以下の通りである。
おわりに
質問紙を作成していく上で、ワーディングや順序、質問形式について熟慮するのは困難ながらも興味深い時間であった。態度を測るための尺度は様々あり、単項目か多項目かによっても消費者(ユーザー)への印象は大きく変わると思われる。「典型的な被験者の理解力・知識・能力およびやる気を想定」することは、難しいがリサーチの上では大きく要となる部分なのではないかと感じる。
これから、マーケティング・リサーチについての現代的役割やその論理・技法について理解を深めていきたいと思う。
参考
現代マーケティング・リサーチ -- 市場を読み解くデータ分析
- 作者: 照井伸彦,佐藤忠彦
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読了:照井伸彦・佐藤忠彦『現代マーケティング・リサーチ―市場を読み解くデータ分析』(有斐閣、2013年)
照井伸彦・佐藤忠彦『現代マーケティング・リサーチ―市場を読み解くデータ分析』(有斐閣、2013年)を読了した。先月読了した上田拓治『マーケティングリサーチの論理と技法〔第4版〕』(日本評論社、2016年〔初版:1999年〕)はマーケティングリサーチのなんたるかを満遍なく示した内容であったが、今回読んだ本書は現代のマーケティングリサーチがいかなるものであるか、その技法について詳細に述べた内容となっている。
本書では、フリーの統計分析ソフト「R」を元に、「Rコマンダー」(Rの基本的な統計関数をより使いやすくするためのGUI)*1を利用して実際に本書の論理がどのようなものであるか、逐一実践しながら追っていくことができる。また、要所要所にコラムが挟まれており興味深い内容となっている。
以下、中でもとりわけ気になった点について述べてゆく。
マーケティング・リサーチの現代的役割*2
(1)マス・マーケティング:すべての消費者に一様にアプローチする
(2)セグメンテーション・マーケティング:年齢や性別、地域等のデモグラフィック情報を用いて消費者を複数のセグメントに分類して、別々にアプローチする
以上がマーケティングの変遷であるが、現代の市場取引は顧客と商品の大量のデータが自動的かつ瞬時に収集可能な環境にある。この情報からマネジメントに有用な知識を抽出し、消費者1人ひとりにアプローチすることが求められている。つまり、現代のマーケティングにおいては平均的消費者や大雑把なセグメンテーションを突き詰め、顧客ごとの嗜好や購買行動を個別に理解することが重要となっている。
また、日本や欧米など成熟した市場経済においては、「パレートの法則」(自社が抱える顧客の2〔1〕割が利益の8〔9〕割をもたらす)がよく知られている。そのため、既存顧客との関係性を重視した顧客関係性マネジメント(Customer Relation Management)という考え方が広がっている。既存顧客1人ひとりのデータを元に最適化を行うことで、長期戦略の合理性を確保しようとするものである。
さらに別視点では、「ECサイトの進展」がある。ECサイトによるマーケティング活動のデータは瞬時かつ正確に企業に伝達・蓄積されるため、広告や販売促進などマーケティング戦略の効果測定が正確に行えるようになった。そのため、通常のビジネスにおいてもマーケティング支出に対する説明責任、マーケティング効果測定の「可視化」が必要とされるようになる。これらを達成する前提となるのがビッグデータであり、これをビジネスへ活用することがマーケティング・リサーチである。
サンプリング*4
マーケティング・リサーチの目的は「調査対象とする集団の特性を知ること」である。対象となる集団は共通の特徴を持つ主体の集まりであることが前提であり、この集団を(ターゲット)母集団と呼ぶ。この集団の調査方法について、以下2つを取り上げる。
センサス
母集団の全メンバーを調査することを、センサス〔全数調査〕と呼ぶ。調査費用の観点から言えば合理的ではなく、実行不可能な場合がほとんどである。つまり、調査を断行しても非回答や不正回答などの誤差を含んでしまう可能性が高い。そのため、基本的には母集団を構成するメンバー数が少なく、かつ調査結果に誤りがあった際のコストが極端に大きい場合に適する調査方法である。
サンプリング
母集団の中から対象を限定して調査を行うことをサンプリングと呼ぶ。調査時間を節約し、1件あたりの調査を丁寧に行うことができる。母集団のサイズが大きくセンサスを行うには費用も時間も大きくなってしまう場合に有用な方法であると言える。この調査を行う場合には、標本統計量から定義される量によりパラメータ(母集団を特徴づける値)を推測することが必要となる。
(例)テレビ視聴率調査
ビデオリサーチ社は、関東地区での総世帯約1500万世帯の内、対象を600世帯にしぼってサンプリング調査を行い視聴率を計算している。この場合、総世帯の視聴率=パラメータであり、600世帯の視聴率=標本統計量となる。
サンプリング調査の誤差
サンプリングでは、前述のように調査対象を限定しており全メンバーは調査しないため一般的に誤差が含まれる。この誤差は標本誤差(=パラメータ-標本統計量)と非標本誤差に分類される。前者はパラメータと標本統計量の差(=パラメータ-標本統計量)であり、後者は測定誤差、誤った記録、非回答など様々な要因を含む。
サンプリング方法
サンプリングの方法には確率的サンプリングと非確率的サンプリングがあるが、前者は母集団のメンバー全員が標本に選ばれる確率が等しくなるようサンプリングする方法である。一方後者は、ターゲットとなる母集団の特定が困難である場合等に便宜的に利用されることが多い。
質問紙作成のステップ*5
マーケティング・リサーチは、リサーチ結果をビジネスの意思決定に反映し、活用することで初めて価値をもち得る。ここで、活用するデータを取得する手段の1つが質問法であり、ここから取得したデータを解析しより良い意志決定につなげることが必要となる。そのためには、精度が高く必要十分な情報を含むデータを取得することが必要不可欠となってくる。ここで重要となるのが、情報を正しく捕捉できる質問と尺度で作成された質問紙である。以下、質問紙作成のステップを引用する*6。
(1)マーケティング・リサーチで何を明らかにしたいのかを明確化
(a)リサーチの目的を検討
(b)目的に基づきリサーチ課題を具体的に決定
(c)二次データや先行研究等からリサーチ課題に関する追加的情報を収集・調査に関 する仮説を精緻化
(2)必要となる情報を得るための質問を系統的に検討
(a)(1)で設定した調査仮説の元で、具体的な質問を決定
(b)各々の質問形式を決定
(3)質問の順番、ワーディングおよびレイアウトを決定
(a)どのようなワーディングで質問するかを決定
(b)典型的な被験者の理解力・知識・能力およびやる気を想定した上で質問が適切かどうかを評価
(c)適切な順番でそれらの質問をレイアウト
(4)質問内容に関して不備や不明確な点がないかプレテスト・検討
(a)全体として質問紙が妥当かどうか、測定したいものが測定できるかどうかをチェック
(b)不十分な箇所、誤り等を修正
(5)質問紙を修正
必要に応じて上記ステップを繰り返し、質問紙を精緻化し、完成させる
質問項目の作成においては消費者の態度の測定が必要となる。態度の構成要素は以下の3つである*7
(1)認知的成分:ある対象に対して消費者がもつ情報を表現。知名や評価といった調査項目により測定する。
(2)感情的成分:ある対象に対する消費者の全体的な感情を要約。選好や好意といった調査項目により測定する。
(3)行動的成分:ある対象に対する消費者の将来の行動の期待値として参照。購入意図や再利用意図といった調査項目により測定する。
態度にもとづきマーケティング・リサーチを行う場合、仮説検証型と呼ばれるアプローチを行う。質問紙調査に先立って検証を行いたい事象に対して仮説を立て、それに基づき質問紙作成を行いデータを取得する。その後、取得したデータを用いて仮説を検証するというものである。
このとき、上記のような態度を測るためには態度に関する測定尺度を利用する必要がある。まず1点目に単項目尺度。2点目に多項目尺度。前者が態度を1つだけの項目で測定するのに対し、後者は態度を2つ以上の項目で測定する。3点目は連続尺度であり、1つだけの項目で態度を連続した値として捉えるものであるが前述の2つに比べて用いられることは少ない。
多項目尺度は、1つの質問項目で1つの構成概念を測定する単項目尺度や連続尺度とは異なるため、調査上の問題が生じる可能性が高まる。そのため、この尺度を用いる場合には適切な段階を踏み、慎重に検討していくことが重要となる。そこには信頼性(測定の精度)と妥当性(測定内容が意図したものとどれだけ一致しているか)が大きく関わってくる。
おわりに
本書は実際のソフトを用いて構成内容を追っていく形を取っていることもあり、より理解しやすかったように思う。とりわけ、質問紙作成のステップ部分は非常に丁寧に記されており大変勉強になった。とは言え、1度さらっただけでは理解し切れない部分も多かったため何度か読み返したい本であると感じた。
現代マーケティング・リサーチ -- 市場を読み解くデータ分析
- 作者: 照井伸彦,佐藤忠彦
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2013/11/22
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PHP② 年月日と時刻表示、文字変換
前回に引き続き、PHPでのプログラムを組んでいきます。
年月日と時刻表示
まずは、シンプルに年月日を表示してみます。
こちらを実行すると・・・
年月日が表示されました(ゾロ目でいい感じですね)。続いて、「〇年〇月〇日 ■時■分■秒」と表示できるようコードを書き換えます。
これを実行すると・・・
無事表示され・・・・・・となるところでしたが、ここで気が付きました。右の赤枠がPC備え付けの時計なんですが・・・・今日の日付じゃない・・・・時刻も合ってない・・・・・・ついさっきゾロ目でいい感じとか言ってたのがアホらしいです。全然いい感じではありませんでした。
いろいろ探る内に、XAMPPをインストールした際にphpの時刻設定をいじらねばならなかった模様。以下のサイトを参考に、「php.ini」に修正を加えました。
ありました。「date.timezone」の設定が「Europe/Berlin」になってしまっています。これを日本基準に直すため、以下のように修正します。
これで日本の東京基準の時刻設定になりました。Apacheを再起動して先ほどのコードを改めて実行すると・・・
きちんと正確な日時が表示されるようになりました。インストールした際の設定のあれこれを怠ったことは反省です・・・。
文字変換
入力フォームを作成した上で、ある一定の英単語を日本語に変換できるようなプログラムを組みます。
まずはHTMLで入力フォームの作成。続いてPHPを記述します。
ある一定数の単語しか登録していないため、対応していない単語が入力された場合に「~は、登録されていません」というメッセージが出るようにします。これを実行すると・・・
入力フォーム、変換ボタンが出現しました。まず最初は、登録した英単語を入れて変換してみます。
無事変換されました。続いて、登録されていない英単語を変換してみます。
登録されていない「peach」という英単語は変換されず前述のメッセージが表示されました。
おわりに
PHPは今までのプログラミング言語とはまた勝手が違ったが、組んでいて楽しかったように思えます(覚えるのはちょっと時間がかかりそうだなと思いつつも・・・)。今月作成したホームページにも入力フォームを設けたはいいものの送信結果を表示する段階には至っていないため、PHP等を活用していけたらなと考えております。Webデザインとプログラミングの関係性はやはり面白いと言いますか、幅広く覚えたらより知識も視野も広がりそうだなと感じます。これからいろいろと活かしていけたら、と思います。
参考
ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
- 作者: 大澤文孝
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2015/02/19
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