落ち葉清掃ボランティア
先日、落ち葉清掃ボランティアに参加してきました。(写真の掲載許可が得られなかったため、文章のみで失礼します。)
この季節、普段外出していると落ち葉が道を埋め尽くしており気になっていたのですが、有志の方々(地域の人たち)が清掃していると聞き参加する運びとなりました。
今はマンションに一人暮らしをしており、普段地域の人との関わりというものは全くと言っていいほどありませんでした。住んでいる所も大きい道路に面しているような場所なので少し奥の方の住宅街へと足を運び、今回のボランティアに参加しました。
初対面の人しか居らず緊張していましたが、自然と会話も弾みお互いに協力して作業を進めることができました。先月~今月にかけて受けていたワークショップではグループワークを「しなければいけない」状況下にあったため否が応でもチームワークを発揮するといった感じもありましたが、ボランティアにおいては参加者とチームワークを発揮するもしないも自分次第であり、積極的な姿勢が求められていたように感じます。
しかし自然と、協力姿勢が生まれてスムーズにチームワークを発揮することができました。「ほうきでちりとりに落ち葉を集める人」、「ゴミ袋を持って回る人」(主に私はこれでした)、「声をかけて指示する人」、「落ち葉の入った袋をまとめる人」・・・役割は様々でしたが、手の空いている人から自然と様々な役割を自分から進んで引き受けていたような印象を受けます。私も同様でしたが、「サポート」という立ち位置に居ることが多かったように思われます。
自ら進んで参加するチームワークのなんたるかを学ぶことができ、地域の人たちとの交流もでき、良い活動に参加できたと心から思います。次のボランティアは、もっと積極的な姿勢を見せられればより良いと考えています。
デジタルハリウッド『Webデザイン Illustrator&Photoshop』(技術評論社、2011年〔初版:2009年〕)読了
デジタルハリウッド『Webデザイン Illustrator&Photoshop』(技術評論社、2011年〔初版:2009年〕)を読了した。IllustratorとPhotoshopを用いてホームページのイメージを形作っていく過程が分かりやすく書かれていた。CD-ROMも附属しており、本書の内容に沿って進んでいく形を取っておりより深い理解が得られたように思われる。
これまでホームページを作成する際には頭の中でイメージを作りそれに基づいて1つ1つ構築し、調整を繰り返していたのだが、Illustratorを用いて「ワイヤーフレーム」を形作っていく様は非常にためになった。あらかじめ配置をこと細かに決めておくことで実際のHP作成に取り掛かる際も調整の手間を減らすことができる。また、イメージを作っていく過程でIllustratorのデータをPhotoshopに書き出し、HPに使用する画像を作っていくことで効率化を図ることができる。
来月からHP作成に取り掛かるため、この本を大いに活用し、IllustratorとPhotoshop両者の使い分けをうまくこなしていきたいと考えている。
Webデザイン Illustrator&Photoshop <CS4対応> (「デジハリ」デザインスクール) (デジハリデザインスクール)
- 作者: デジタルハリウッド
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/08/29
- メディア: 大型本
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Java② 苦手分野克服
先月C言語をやっていた際も条件分岐の部分に苦しんでいたのですが、今月Javaをやっていてもどうにも苦手意識が抜けないためこちらの本を参考にいくつかのプログラムを組んで練習することにしました。
天気による行動変化
天気が晴れ(true)であったら「洗濯する。」「散歩する。」
天気が雨(false)であったら「DVDを見る。」と表示させるプログラムを組みます。
まずは、晴れ(true)の場合から。
3行目にtrueを代入したことによりその行動が表示されました。続いて、雨だった場合は・・・
3行目にfalseを代入したことにより、その行動が表示されました。
もしトイレに誰かが入っていたら?
トイレに誰かが入っていた(true)場合、「ノックする。」「1分待つ。」を繰り返すプログラムを組みます。falseの場合は何も表示されないため、今回はtrueの場合のみを追っていきます。上部にコードを書き、実行ボタンを押したのですが・・・
「Timeout」となってしまいました。これは、「Ctrl+c」で強制終了しない限り延々と「ノックする。」「1分待つ。」が繰り返し表示されるプログラムであるため恐らくこのような結果になったのだと思われます。ちなみに、コマンドプロンプトで実行した様子はこのような感じです。強制終了するまでこれがずっと続くという若干の狂気を感じるプログラムですね・・・
数当てゲーム
0~9までの整数の中からランダムな数を1つ生成し、その数字を当てるプログラムを組みます。for文を用いてループを作り、制限は5回まで。数を当てられたら「当たり!」、外れたら「ハズレ」、5回以内に正解できなかった場合は「ゲームを終了します。」と表示させます。
コードを書いたら、下部の「入力」タブに数字を表記し実行ボタンを押します。
外してしまいました。「出力」タブの隣にある「実行時エラー」に関してですが・・・内容としては以下の通りになります。
いろいろと調べた結果、入力タブに数字が記入されていない状態であるとこのようなエラーが出るようです。上記のように数字を入力してもゲーム自体は「5回まで」は続くため、同様にエラーが吐き出されてしまったのでは、という推測です。当初、入力タブの機能をよく分かっておらず何も入力せずに実行したところ同じエラーが表示されました。
コマンドプロンプトで実行した際にはただひたすら数字を入力して当てにかかるだけなのですが、こちらで実行すると入力タブを使うしかないのか?という疑問が残りました。要は、仮に1回目外れたとして2回目に挑もうと入力タブに続けて(改行して)数字を入力すれど、一旦すべて消してから新たに数字を入力すれど、実行ボタンを押してしまえば1回目の状態に戻ってしまうといった状況でした。最初から入力タブに5回分の数字を記載しておけばよいのかとも思いましたが、やはり1回目と同じ扱いで「ハズレ」と出てしまったため、このあたりに大きく疑問が残る結果となってしまいました。
まだまだpaiza.IO自体使いこなせていないのかもしれません・・・ブラウザ上でプログラミングをできる他のサイトと比較もしつつ、もう少し探っていきたいと思います。
Java①「Hello World!」
今月はJavaの勉強に勤しんでいました。先月のプログラミング記事を受けてありがたいことに同期の方々からいろいろとアドバイスをいただきまして、今回はその時に知った「paiza.IO」を活用していきたいと思います。
paiza.IO概要
paiza.IOはオンラインですぐにプログラミングが始められる、 オンライン実行環境です。Java,Ruby,Python,PHP,Perlなど 主要24言語に対応。ファイルアップ機能、外部apiへの接続や、 スクレイピングなども可能です。
(https://paiza.io/より引用)
前回C言語を勉強する際にあれこれインストールしてコンパイルして・・・と諸々やっていたのですが、その諸々の手間を省けるのがこのサイトの機能です。Javaでの新規コード作成画面はこのような感じ。
言語を選択し、上部にコードを書き込んで実行ボタンを押せばそれがそのまま下部に結果として表示されます。今までの苦労はなんだったのか・・・と思うほど便利。今月はこちらのサイトを酷使していました。
「Hello World!」
今回もまず、「Hello World!」を表示させるところから初めていきます。上部にコードを入力し、実行ボタンを押します。
無事表示に成功しました。今まではテキストエディタとコマンドプロンプトを使い、これだけシンプルなプログラムでも何かと手間はかかっていたため大分時間節約になったように思います。そちらの知識も保ちつつ、これからはこちらのサイトを大いに活用していきたいと思います。
Illustrator② ロゴ作成
今回は、Illustratorでのロゴ作成に挑戦しました。
①パーツを作る
我が家にあるマイベースです。これを元にロゴを作っていきたいと思います。
ベースのパーツを1つ1つ分解するような感じで、その形を作ります。
②着色
シンプルなロゴにしたいため、単色で塗っていきます。
③パーツを組み合わせる
バラバラになっていたパーツを少しずつ組み立て、グループ化や調整を行います。
④全て組み立てる
若干の粗はあるものの、そこそこ近づいたかなという感じです。これに文字を付けたし、調整して・・・
⑤完成&おわりに
どうにかこうにか、ロゴを完成させることができました。
パーツを1つ1つ作っていくのに結構な時間がかかってしまったのですが、ベースのボディの複雑な形を作るのに苦労していました。ワープツールや自由変形ツールを駆使していたものの、もしかしたら鉛筆ツールの方が早かったかも・・・?そこはまた後々、改めて探っていきたいと思います。
Photoshop② 写真(絵)の修正を行う
今回は、Photoshopの写真修正機能を使って絵に加工を施していきたいと思います。
ベースとなるのは、日本史の教科書をぱらぱらとめくっていた時に目に飛び込んできた『蒙古襲来絵詞』(筆者不明、1293年頃)です。
主にスポット修復ブラシツールを用いて、この絵を平和にしていきたいと思います。
①負傷を治す
日本側(竹崎季長)も元側も負傷して出血している人が居て痛そうですね。傷を治して血を消していきます。
なんだか凄まじいことになっていてよく分からない緑の彼ですが、出血がひどいのでこちらも綺麗に修復していきます。
ということで、両者ともに痛ましい負傷が消えました。
②武器を消す
何やら弓矢がそこら中に飛んでいたり「てつはう」が爆発していたりと危なっかしい状況なので、これも消していきます。
ということで、危なっかしい武器は綺麗に消しました。続いては・・・
③武器を放棄させる
最終段階です。平和が一番、ということで両者が構えていたり身につけている武器・武具を取り除きます。
④完成
逃げている元の兵士達をくるっと逆向きにし、諸々修正を加え、距離をぐっとつめて完成です。絵巻の端っこの兵士を逆向きにした関係で顔や体が途切れてしまった為、先ほどの緑の人を勝手にカモフラージュ代わりにしました。ごめんなさい。ということで、「馬を乗りこなす勇猛果敢な竹崎季長に驚きはしゃぐ元の兵士達」という図が出来上がりました。
⑤おわりに
修復ツールを使ってみた感想としては、背景(近似色)を補って綺麗に物を消せるその機能は驚きものでした。細かい部分を修正している時は思っている部分と違う色が補われてしまったりと何かと苦労もしたのですが、「コンテンツに合わせる」「テクスチャを作成」「近似色に合わせる」といった項目を探り探り使い分けることでその機能を深く体感できました。
ベン・パー『アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略』(飛鳥新社、2016年)読了
ベン・パー『アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略』(飛鳥新社、2016年)を読了した。情報過多時代の現代、「注目」が希少資源となるとし、「七つのトリガー」を提示して話が進んでゆく。
注目の三段階
「注目」には、以下の三段階が存在するという*1。
①即時
②短期
③長期
「即時の注目」とは、何かが起こった時に我々が自動的に反応するものである。これは三段階の中で最も得やすい注目であるが、飽くまで「点火」に過ぎない。
「短期の注目」とは「即時」の次段階であり、換言すれば「集中」することである。例えば、目新しいものや珍しいものに心惹かれているとそうなることが多い。しかし、これも飽くまで一時的な保管に過ぎない。
「長期の注目」とは「短期」の次段階であり、人や製品、アイデア等に長期に渡り人々の注目と関心を保たせることのできる能力である。それは、長期記憶に蓄えられた知識と経験に影響される。つまり、「よく知っていること」や「慣れ親しんでいること」がこの注目へと繋がる。
七つのトリガー
注目を生み出す七つのトリガーは、以下の通りである*2。
1.自動トリガー
→「色」や「シンボル」で人間の無意識に訴えかける
2.フレーミング・トリガー
→相手が受け入れやすくなるように「おなじみの感覚」を演出する
3.破壊トリガー
→「驚き」「単純さ」「重要性」のセットで畳み掛ける
4.報酬トリガー
→「相手が欲しがっているもの」を可視化する
5.評判トリガー
→「なにを言うか」よりも「誰が言うか」が肝心
6.ミステリー・トリガー
→「謎」「不確実性」「サスペンス」を提供し続ける
7.承認トリガー
→「認知」「評価」「共感」の三欲求を満たす
この中でも、とりわけ印象に残ったものをいくつか取り上げる。
フレーミング・トリガー
私たちは、生まれてから今まで生きてきて、様々な経験を積んできた。それにより自分だけの「判断基準」が養われている。これに基づき、アイデアやメッセージの入った枠組みに従うことを「フレーミング効果」と呼ぶ。
転じて、フレーミング・トリガーとは送りたいメッセージを相手が受け入れやすくなるよう、アイデアの見せ方を変えることである。しかしこれは予想よりも使いづらいものであり、大きな理由としては、人々は前述のような昔ながらの判断基準にしがみつく傾向にあるためである。著者はこれを「思考の惰性」と呼ぶ。
誰かの判断基準を変えて、注目を集めるということは非常に困難なことである。フレーミング・トリガーを用いるには、この思考の惰性にぶつかることを念頭に置かなければいけない。これを解決する糸口となるのが、「適応」と「議題設定」である。
「適応」とは、相手の判断基準を理解し、その判断基準に合うよう伝え方を変えることである。そのためには、以下の3つが必要となる*3
①相手の受容度を確かめる
→一番ストレスを感じるのはいつか。一番リラックスするのはいつか。
②相手の不安を理解する
→相手を自然に反発させるものは何か。(転じて、ほんの少しでも同意できる点を見つけると良い。)
③相手の文化的規範や伝統を知る
→何が相手を怒らせるか。何が相手を喜ばせるか。
「議題設定」とは、人々の頭の中にある特定の話題の重要性や顕著さを変えることである。反復と真実性錯覚効果(繰り返すことで嘘でも真実であると信じてしまうこと)が「議題設定」を強化し、人々の判断基準を変えて注目を集める強力なツールとなる。
「適応」と「議題設定」を駆使して、各々の判断基準をよく理解することがフレーミング・トリガーの鍵となる。
評判トリガー
「評判トリガー」とは、自分が信頼できる情報源を活用して、注目を向けるべきがどうかを判断するものである。私たちが注目を向ける際にいつも頼っている情報源とは、以下の3種類である*4
①専門家
→世に認められた知識と知恵で注目を集める。(ex)医者
②権威者
→権力と他人を服従させる力で注目を惹きつける。(ex)(学生に対する)教授
③大衆
→信頼や同調を呼び起こす。最も強力で最も扱いにくい。
評判を確立するのには時間がかかる。そこで、評判トリガーを活用して注目を獲得する近道がある。著者はこれを「信用の法則」と呼ぶ。この法則を用いるには、評判の人物、つまり「公認者」を交えることが必要となる。この公認者が実際に協力してくれる場合に限って、信用の法則はうまく発揮される。
承認トリガー
「承認トリガー」とは、人間の「承認欲求」に基づくものである。承認トリガーには、以下3つの要求が大きく関わってくる*5。
①認知
→自分と自分のメッセージが存在することへの同意
②評価
→自分という人間と、自分が行ってきた有意義な活動への肯定
③共感
→他者の要求と懸念を感じ取って思いやりを示す能力
3つに共通して、お互いがお互いの欲求を満たせばそれは強い繋がりとなる。つまり、一方が注目すればもう一方も注目を返すということである。著者はこれを「返礼の注目」と呼ぶ。
私たちは誰だって周りに認められたいという欲求を持っている。長期の注目は、上記の三欲求が満たされた時に最大となる。これが承認トリガーの力強さである。
おわりに
全体を通して、人間の本能や脳の仕組み等科学的な論拠が提示されており納得しながら読み進めることができた。やはり、7つの中で最も強力なのは「承認トリガー」なのではないか、と感じる。本書にも載っている通り、「承認」は人間特有の欲求である。誰もが口には出さないものの、誰かに評価されたいという欲求を持っている。そこに慎重にアプローチしていくことで、確実に長期の注目を得られるのではないだろうか。
「評判トリガー」も私の中では印象深いものであった。私は音楽が好きでよく聴いているが、あまり興味がないなと思って放っておいた曲が世間的に大ヒットし・・・挙句、周りの友人や家族までもが「良い!」と言い始めると、本当に「良いもの」のような気がしてきて最終的には大好きになっている。iTunes Storeで試聴をする時は、曲の横に表示されている「人気度」のバーを確認してから人気の高い曲を聴いていく。
なお、私の友人は所謂「流行りもの」を嫌っている。例えば、今大人気のドラマなどは絶対に見ないようである。とにかく、周りが持て囃しているものを見るのが嫌らしい。上記の通り私は全くの真逆であるので、評判トリガーに引っかかりやすいタイプなのでは、と感じる。一方友人に対して評判トリガーはあまり効果がないかもしれない。各トリガーは、場合によって慎重に使い分けていかなくてはならないと強く感じた。